GOバトルリーグ シーズン1振り返り
GOバトルリーグシーズン1を振り返って
はじめに
GOバトルリーグシーズン1お疲れさまでした。
まずはじめにものすごい久しぶりのブログなので、誤字脱字稚拙な文章が多々存在していること、また2か月分の記憶を掘り起こして書いているので一部間違った記載がある可能性があること、ご容赦ください。
シーズン1の結果
1229戦725勝(勝率59.0%)
最高レート:3167(世界6位)
最終レート:3086(世界140位)
世界トップ10に一度でもタッチできたことはとてもいい経験ができたと思います。
とともにそれを維持すること、そこから上にいくことの難しさを感じたシーズン1でした。個人的には1ページ目で終わりたかったですが、後述する「あること」に気づくのが遅く、高レートチャレンジの回数が少なかったこともあり、達成できませんでした。
これに関しては次シーズン以降の反省としてこの経験を活かしていきたいと思います。
シーズン1の日程
1か月のプレシーズンを経て始まったGOバトルリーグシーズン1。
シーズン1は下記の日程で行われました。
- 「スーパーリーグ」は日本時間2020年3月14日(土)早朝から3月27日(金)まで
- 「ハイパーリーグ」は日本時間2020年3月28日(土)早朝から4月10日(金)まで
- 「マスターリーグ」は日本時間2020年4月11日(土)早朝から4月24日(金)まで
- 3リーグ全てに挑戦できるのは日本時間2020年4月25日(土)から5月1日(金)まで5月11日(月)まで
長かったような短かったような2か月でしたが、割とあっという間に終わった気がします。
GOバトルリーグリーダーボードの開設
マスターリーグが始まった4/11には ポケモンGO初の対人戦のランキングであるGOバトルリーグリーダーボードが開設され、上位500人が毎日ランキング上位者として掲載されることとなりました。
そしてそれと同時に1日100戦できるというイベントも開催されました。私は疲れて75戦しかできませんでした。。笑
スーパーリーグ振り返り
スーパーリーグは一番人気のあるリーグで皆さん一番良くやっていたリーグかと思います。私はあんまり得意なリーグではありませんでした。というのも、GOバトルリーグが開幕されるまで6-3という6体を見せ合ってその中から3体を選んで対戦するというルールでずっとやっており、ある程度初手も裏も読むことができていたのですが、GOバトルリーグは3-3という3体をあらかじめ決めておいてマッチングした相手と戦うルールでした。
スーパーリーグは使用されるポケモンの幅が広く、初手が何が来るかも読めなければ裏に何がいるかもわかりません。そのため、出し勝っても裏のポケモンの読みを外したプレイをすれば容易にひっくり返されるし、その逆も然りでした。
そのため、思ったようなプレーができないことが多かったのがスーパーリーグの印象でした。
私は初手では採用率上位のポケモンに大負けしづらく、先に交代された時でも対応できるよう、プレシーズンでは次のパーティを使用していました。
・スリーパー(ねんりき、かみなりパンチ/れいとうパンチ)
耐久力が高く、使用率の高いマリルリやチルタリスを相手に対面が取れるタイマン性能の高いポケモン。相手に先に引かせたいので幅広く見れるスリーパーが初手。
・ナマズン(マッドショット、どろばくだん/ふぶき)
後ろからレジスチルやデオキシスが出てきた時の交代先。ワンチャンふぶきでチルタリスも見れる。
環境に多い水ポケモンが主な役割対象。シールドがあればレジスチルをじしんで突破できることも。チルタリスやエアームドには何もできない。
序盤はこのパーティで潜っていたのですが、採用率上位のレジスチル、マリルリ、チルタリスの組み合わせで来られた時に、後ろから出てきたチルタリスに対してナマズンのふぶきしか打点がなく、とても厳しい展開になることが多いことを感じるようになりました。そのため、チルタリスに少し厚めにすることを念頭に以下のパーティとしました。
目には目を、チルタリスにはチルタリスを、ということで、チルタリスを採用しました。そもそものパーティ構築の基本コンセプトがタイマン性能が高いもので組みたいこともあり、SCP上位でかつ雑に組み合わせて補完が取れているこの3体で対戦していました。ただ、このパーティはマリルリに力負けすることが多いため、使用していたチルタリスはマリルリにりゅうのいぶきが2ダメージ入る個体を採用していました。
採用上位のものをかき集めたパーティを使用していると立ち回り勝負みたいな感じになることが多く、構築は苦手でも立ち回りにそれなりに自信があったため、ランク7になった時の初期レートが2197だったのですが、スーパーリーグ終了時には2976まで上げることができました。この時期でも結構いろんなポケモンが使用されていましたが、マスター終了後はもっとカオスになります。。
この時既にスーパーリーグでランク10に到達している中でパーティ公開をしている人がいました。
一部界隈の間では「ほぺパ」と呼ばれていたもので、特徴的な構築のポイントとしては、デオキシス(ディフェンス)の技構成がサイコブースト、いわなだれである点でした。
私が考えていた出し勝ちからからそれを守るというコンセプトではなく、出し負けた時に対面があいまいにできるデオキシスを裏から出す、またサイコブーストを持っておくことによって、いわなだれ/10万ボルトでは不利なナマズンやラグラージにも一矢報いることができる、場合によっては対面をひっくり返すことができる。そのあとに草にめっぽう強いエアームド、鋼にめっぽう強いナマズンでひっくり返した対面から押し切るというものでした。
なるほどー!と思いながら能力ダウン技を持つポケモンを交代先に仕込んでおくリスクが私には怖く思えてしまい、結局このパーティは試すことができずに終わりました。
ハイパーリーグ振り返り
私はハイパーリーグ2日目くらいにランク10を達成したのですが、プレシーズンの時から一番手ごたえを感じていたリーグでした。スーパーリーグに比べて使用ポケモンが少ないため、6-3に近い立ち回りができるからです。
しかしプレシーズンに比べパーティが多様化され、思ったより勝てませんでした。
ハイパーリーグの使用上位ポケモンは次の通りです。
プレシーズンの時に私が使っていたパーティは次の3体です。使用率最上位のギラティナAを強く意識していました。
環境上位のレジスチルを見れて、アローラベトベトンも見れる。シールドなし同士であればギラティナAも突破できる。
・アローラベトベトン(バークアウト、あくのはどう/ヘドロウェーブ)
後ろからシャドークローのギラティナAが出てきたときの引き先。シールドがなければフェアリーも対象。ヘドロウェーブを採用していたが、フェアリーをギリギリワンパンできないこともあり、ダストシュート採用型の方が多かったかも。自分は回転の速さを求めてたので、ずっとヘドロウェーブだった。諸説ある。
後ろからりゅうのいぶきのギラティナAが出てきたときの引き先。ラグラージのハイドロカノンを2発耐えることができ、げんしのちからを当てておけばノーシールドで突破可能。
とまぁ後ろに採用率上位をメタるというスーパーリーグと同じような構築だったのですが、フリーザー/ラプラスや後ろから出てきたレジスチルがとにかく重すぎる。そんな中で日本人が好む耐久力とタイマン力の高い次の3体がツイッター上で紹介され、それを使用することでレートをかなり上げることができました(とにかく構築が苦手orz)。
主に初手で使用。ラグラージさえ来なければ大体仕事ができる。なんだったらきても仕事ができる。きあいだまとじしんが同時発動なので、相手が不用意に溜めようとしたらきあいだま打って退場もできる。
ギラティナA(りゅうのいぶき、ドラゴンクロー/かげうち)
いわずと知れた高性能ポケモン。アローラベトベトンに弱いパーティのため、りゅうのいぶきを採用。りゅうのいぶきにすることでカビゴンも見ることができる。初手でレジスチル対ギラティナAとなった時に、大体ギラティナA側は突っ張ってくるが、体力が少なくなった時にこいつをちょい出しすることで、レジスチルを温存しながら相手のギラティナAのゲージを抱え落ちさせることが可能。ただ、抱え落ちさせるほどのところまで削った時にはこちらのレジスチルも瀕死のため、裏にフェアリーがいたときに仕事ができないことも。そもそもこの技構成はフェアリーには弱いためそこだけ注意。シャドークローにすれば、シールドなしピクシーを突破することも可能。
サイコブレイクを習得し、高いタイマン性能と技範囲の優秀さから本シーズンで最も採用率が伸びたのではないかと思われる一匹。ねんりきが4ターン技のため、交代受けや技を打つタイミングが難しいが、使いこなせれば本当に強い。じしんはアーマードミュウツーミラーとクレセリア意識。よくある型がばくれつパンチ型ということもあり、レジスチルも最初の一発目をはらないでくれることも多く、そこにじしんがよく刺さった。ただ、そのあとのサイコブレイクでたしか落とせないので、対レジスチルを考えたときにそこまでじしんである優位性はないように思える。シールドがないときにアローラベトベトンに7割強くらい入る点は優位点として挙げられる。そもそもパーティ自体がアローラベトベトンに弱く、じしんに助けられたことも多かったので、採用してよかったと思う。ニョロボンにこいつをあてられればほぼ勝ちに直結する。
このパーティは最初に挙げたフリーザーをレジスチルで見ることができ、出し負けた時もアーマードミュウツーに引くことで対面をひっくり返したりクールタイムを迎えて再交代させることも可能だったのですが、やっぱりアローラベトベトンが重かった。
私のパーティはギラティナOが初手で来た時ほぼ必ずといっていいほど勝てませんでした。シールド1枚使ってこっちの初手レジスチルを突破した後に後続にシャドーボールを打ち込むといったプレイをされると苦しかったです。
そんななか、ギラティナOを使用してどんどんレートを伸ばしていたロッドさんという方のパーティが次の3体でした。
ハイパーリーグにはギラティナOが環境に全然いないせいか、対応に困っているように見える人も結構いて、自分でも使ってみましたが強かったです。
マスターリーグ振り返り
マスターリーグはとにかくメルメタル、ディアルガ、ギラティナOの組み合わせが強く、猫も杓子もこの3体というのが初期の頃のマスターリーグだったと記憶しています。テンプレかつ強いからです。
マスターリーグの使用上位ポケモンは次の通りです。
そんな中これをメタるパーティが出てきたりして、代表的なものが「カイオーガガチャ」と呼ばれるものでした。
これはカイオーガ+ディアルガ+αという形なのですが、例を一つ挙げたいと思います。
例えばこちらの初手がギラティナOで相手がカイオーガ。相手がディアルガに引いてきたらメルメタルに即引きしたくなりますよね。しかしここでディアルガを倒して、後ろのカイオーガにメルメタルがやられた後にシールド2枚持ったトゲキッスが出てきたりすると、ディアルガとギラティナOを2体抜きされる、といったようなものです。そこでメルメタルを温存しておいたらラスト1体がガブリアスでメルメタルが腐るとか、いろんなパターンがあったため厄介でした。
そんな中でなぜかわからないのですが、パッとひらめいたパーティでシーズンベストを更新する11連勝を達成し、最高レート3167も達成しました。そのパーティがこちらです。
この時期カビゴンがギラティナOメタとして多く採用されていた時期で、初手にちょうどギラティナOが少なくなっていたこともあり、メルメタルを出しておけばほぼ出し負けないかつ、テンプレパーティに対してドサイドンが刺さることもあってみんなが使い始めた結果カイオーガが刺さることになったことも追い風になりました。
日本1位を達成されたベイル様もこのパーティを使用して15連勝したとツイートされてました。
ただやはりすぐに対策され、勝つことができなくなりました。
ディアルガとカイオーガについては技2をかみなり/りゅうせいぐん、かみなり/ふぶきどちらにするかが気になる点かと思いますが、ディアルガに関してはシールドなくなった時の1撃を加味してりゅうせいぐんの方がやや優勢、カイオーガに関しては環境にギラオリが多そうならふぶき、カイオーガが横行してそうならかみなりかなと思いました。
全リーグ解放振り返り
最初に「あること」に気づくのが遅くてレートを伸ばすチャンスを失ったと触れさせてもらいましたが、それは「全リーグ解放時のリーグ選択」です。
私は全リーグ解放された瞬間、真っ先にハイパーリーグに潜りました。
前述のSCP高タイマン性能高いパーティ(初手レジスチル)でやっていましたが、初手リザードンだったりその後ろにピクシーがいてギラティナつぶされたり、、ということがおおかったため、フェアリー対策かつリザードンやほかの炎にも勝てるメルメタルを採用しました。裏にはきついラグラージを対策できるメガニウムとリザードン他幅広く見れるギラティナA(シャドークロー)を採用しました。
最初はある程度環境読みが出来て勝てていたのですが、初手シャドークローギラティナが増えてきて、これがまたぎりぎり勝てない。初手にフリーザーやなんならレジスチルが来てくれてもばかぢから打って逃げていくということができたのでよかったのですが、ラグラージも結構いたりして勝てなくなりました。
初手ギラティナとラグラージがいけてフリーザーにも優位とれるポケモン、、と考えたときにラプラスが真っ先に浮かび以下のパーティで再潜入。
これが結構ハマり、毎日16勝や調子よければ18勝くらいはしてました。
しかし一向に上がらないレート。。よくよく考えたら毎回2800そこそこの人しか当たらず勝ち越しても下がっていたことに気付きました。
そこでそんなに得意意識のないスーパーリーグに潜ってみたらなんということでしょう。14勝11敗でもレートが上がるではありませんか。同じ勝ち数でもハイパーリーグに比べレートが近い人がマッチングするため、みるみるレートが戻り、2800台まで落ちていたレートが3000まで復帰しました。
スーパーリーグをやるにあたって、全リーグ解放後の環境が全然わかっていなかったため、いつものごとくこれは強いといわれているパーティをいったんマネしようと思ってツイッターを見漁っていたところ、次のパーティが強いというツイートを発見。
これでレート3000に復帰しました。初手がチルタリスで裏からマリルリが出てきた試合は全部勝ったと思います。トリデプスが流行っていることがわかるとみんな対策してくるもので、初手レジスチルが増えてきました。レジスチルだけでなくメルメタルが増えてきたこともあり、一時期全然勝てなくなったので、初手デオキシスに変えたところ出し勝つことが増えてレートも安定するようになったのですが、初手トリデプスが減ったと見るやすぐにチルタリスが増え、、といった感じでデイリーで環境が変化するようになりました。後ろからデオキシス対策で、初手レジスチル、裏からゴースト/ヤミラミ/シャドウジュペッタはよく見ました。
トリデプスが流行ったことにより、最終盤はSCPの低いアローラライチュウやデンチュラのようなレジスチル対策のポケモンは相当数減ったように思います。
レジスチルがとても多かったのですが、私は以下の2つの理由からパーティ固定していました。
1. 慣れていないパーティを終盤では使いたくない
1体でも変えてしまうと出し勝ち、出し負け、イーブンの時のプランが一気に変わり、とっさの判断が鈍ってしまい、それが負けにつながることが多いと感じていたため
2. 後ろから出てきた悪/ゴースト対策
私は最後はデオキシス初手でずっと潜っていました。みんなデオキシスは出し負けたとき等に後ろから出してくると思っていることが多いため、初手が鋼であることが多く、その出し負けプランで後ろから悪/ゴーストが出てくることが多かったです。そのため、ここがレジスチルになっていると対面がひっくり返ってしまうことがあり、裏にメガニウムがいる関係で、対面がひっくり返るとチルタリスやエアームドが裏にいたときに出し勝ちをひっくり返される可能性がある。それを防ぐために、確実に出し勝ちを守れるトリデプスを採用していました。
この3体を使用することでプレイングが安定してきて最終日まで3000後半を維持することが出来ました。最初からスーパーリーグでずっとやっていれば3100チャレンジももう少しできたんじゃないかなと少し後悔しています。
今後使いたいポケモン
マッギョ
こいつは絶対に強い。使用率上位のポケモンをほとんど蹴散らせる。レジスチル/トリデプスには言わずもがな強い。エアームドにも強い。マリルリも厳選してれば勝てる。チルタリスもシールドアド取られるが対面とれる。普通に強くね?って思いました。マリルリに勝てる個体のやつしか持ってないから高順位のものもほちい。フレンドレベル低い人の相互交換リクエストお待ちしてます。
技解放された奴ら
こいつらが強そう。クレセリアはどっちかっていうと水が多いスーパーリーグで活躍しそう。ハイパーリーグはギラティナを見るためにムーンフォースが必要だし、メガニウムとか特にフシギバナ用にみらいよちはほしい、ラグラージもみらいよちで対応できるからくさむすびの重要性はスーパーリーグほどはなさそう。
グラードンがほのおのパンチ覚えたらブラフ性能が格段に上がるし、マスターリーグ採用トップ3のメルメタルにはほのおのパンチ連打で勝てるし、ガブリアスのすなじごく/げきりんみたいなブラフからのドーンが出来そう(雑)
総括
今回ポケモンGO初めてのランキングのあるシーズンだったわけですが、原作みたいにシーズン後に上位の人が構築記事を書くのに憧れてて、同じことをしてみたいと思って書き始めてみたら筆が止まらなくなって、需要があるかわからないながらにここまで書いてしまいました。
ただ、世界のTop10にタッチできたこと、ランキングボードにある程度載り続けてはいたので、少しは見てくれた人の役になることは書けた???んじゃないかなと思います。
でも人に見られてる分、上に行けば行くほど注目も集まるし、ある程度いってやらないでいると煽られたり疲れたり、下がって気が楽になってきたらまた楽しくなったりと色々経験出来て良かったなと思います。
私的にはもっとハイパーもやりたかったので、マスターでキラーパーティ作って上がりきるか、人が集まるスーパーリーグが強い人がレート上位になる今の環境をナイアンティックが変えてくれることを期待してます。
頭の中にある思っていることの半分も書けてないし、もう疲れたのでここまでにしておこうと思いますが、反響があったらまた書きたいと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました!